遼3戦連続V逃す ルール違反に中継打ち切りで大会グダグダ

公開日: 更新日:

「グリーン上で移動したマークを元に戻すなど、アマチュアでもよく知っている基本中のルールです。アマのお手本になるプロが、うっかりミスでは済まされない。要するに球を打つことしか頭にないといわれても仕方がないでしょう」

 米ツアープロはルールに精通しており、それはルールを熟知することで戦い方を有利に進められるという考えが根付いているからだ。

 締まりがないという点ではテレビ局も同じ。比嘉がホールアウトする直前に中継を打ち切り、インタビューでは石川にルールミスについて聞かなかった。その問題のシーンの映像も流さなかった。

「ルールの啓蒙という点からもテレビ局は工夫がなさすぎる。さらにいえば、青木功JGTO会長も問題だろう。石川のルールトラブルに“珍しいミスですね”だけ。本来なら、“トップ選手としてこんなミスを犯してはいけない”と、もっと厳しく指摘すべきだった」(前出の宮崎氏)

 試合中継に、お笑いタレントを呼んでのバカ騒ぎも耳障りだった。

 プロもテレビ局も、もっと締まりのある大会にしなければ、人気の高まる女子ツアーとの差は広がるばかりだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・梅村みずほ議員の“怖すぎる”言論弾圧…「西麻布の母」名乗るX匿名アカに訴訟チラつかせ口封じ

  2. 2

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  3. 3

    選挙3連敗でも「#辞めるな」拡大…石破政権に自民党9月人事&内閣改造で政権延命のウルトラC

  4. 4

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  5. 5

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  1. 6

    日本ハム中田翔「暴力事件」一部始終とその深層 後輩投手の顔面にこうして拳を振り上げた

  2. 7

    「デビルマン」(全4巻)永井豪作

  3. 8

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  4. 9

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  5. 10

    キンプリ永瀬廉が大阪学芸高から日出高校に転校することになった家庭事情 大学は明治学院に進学