JFLが興味示すも 移籍話を頓挫させるキングカズの給料保証

公開日: 更新日:

 J2の横浜FCが2020年シーズンのJ1昇格を決めた。07年以来、実に13シーズンぶりの快挙である。

 ところが、所属クラブのJ1昇格に浮かない顔の選手がひとり……。御年52歳の三浦カズである。 

 J1の自動昇格が決まった11月24日の愛媛戦でカズは後半42分に交代出場。自身の持つ<J2最年長出場記録を52歳8カ月29日>に更新した。もっともカズの今シーズンの出場は3試合のみ。100%戦力外にもかかわらず、自他ともに認める<サッカー界のキング>の出処進退は「カズ以外に決められない」(J関係者)。

 カズ本人は<生涯プロ>を公言しているが、さすがにフィジカルの衰えを実感。今シーズン途中に「プロ契約ならJリーグにはこだわらない。(J4に相当する全国アマチュアリーグ)JFLでもかまわない」と周囲に漏らしたという。 ところが――。

「客寄せパンダにはなるし、カズを欲しいと思っているJFLもいくつかある。でもカズが<横浜FCの年俸4000万円を保証してほしい>と口にしたことでオファーは来なくなった」(前出のJ関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  5. 5

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 8

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    沢口靖子も菅田将暉も大コケ不可避?フジテレビ秋ドラマ総崩れで局内戦々恐々…シニア狙いが外れた根深い事情