プロ野球6.19開幕めぐり…舞台裏で飛び交った数々の怪情報

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巨人が希望した一軍枠、外国人枠の拡大

 開幕を迎えるにあたり、NPBと12球団では、さまざまなコロナ対策が議論されてきた。そのひとつが、一軍登録人数の拡大案だ。

 開幕後はもちろん、6月2日から予定されている練習試合再開後に関係者からコロナ感染者が出れば、濃厚接触者を含めて複数の選手が戦線離脱を迫られるケースも想定される。いざというときの備えも必要との意見から、出てきたプランだ。さる放送関係者が言う。

「中でも巨人は、外国人枠(現行は4人)や一軍登録人数の大幅拡大を希望したそうです。現在、一軍登録は29人でベンチ入りは25人ですが、コロナ感染者が出た場合は一、二軍の入れ替えなどで慌ただしくなる。しかし、他球団は戦力均衡などの観点から、大幅な拡大に賛成せず、一軍登録人数とベンチ入り人数を現状から2人程度、増員するプランが浮上しています」

 外国人枠に関しては、楽天の三木谷オーナーがかねて枠の撤廃を提案しているし、12球団最多の8人の支配下登録助っ人を抱える阪神は有利になるはず。なのになぜ、巨人の提案は全面的に受け入れられなかったのか。前出の関係者が言う。

「開幕日の設定は巨人がリーダーシップをとって12球団がまとまった。巨人はこれまで原監督がセの指名打者制や高校生トライアウトの導入など、さまざまな改革プランを掲げていますが、各球団にもそれぞれ思惑がある。トライアウトに関しても、独自のドラフト戦略を取りたい複数の球団が今も消極的だそうです。巨人の行動力は認めても、なんでもかんでも巨人主導で進むことに対し、アレルギーを持っている球団はいくつかあります」

■コロナ対策への不安

 開幕に向けて、12球団はユニホームを着用したうえで、チーム練習を再開。緊急事態宣言が全面解除されたことで、全体練習に移行する。

 25日にはソフトバンクオリックスが紅白戦を行った。

 さるパの球団関係者が言う。

「とはいえ、特に気をつけないといけないのが同居家族がいる選手の対応です。厚労省の指針では、『発熱等の風邪症状が見られるときは、学校や会社を休み外出を控える』とある。選手がそうなったときは試合を休むべきなのか、家族に風邪の症状が出た場合、選手はどういう対応をすればいいのか。これまで開幕ありきで進められてきた感は否めないし、しっかりとしたガイドラインをつくらなければ、せっかく開幕しても、混乱が生じる可能性が高い」

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