マー君の今後が心配…本塁打王の打球が頭部直撃の後遺症は

公開日: 更新日:

「彼らの打球はやっぱり怖いですよ。普通にスイングしているのに強烈なラインドライブがかかっている。バーニー・ウィリアムズ(当時のヤンキースの主砲)のピッチャーライナーを右腕にモロに食らったことがあるけど、とてもよけられない。金属バットで打った打球みたい。ああ、これでボクの選手生命は終わったなと思った」

 打球を頭部に食らったことが原因で、引退に追い込まれた投手も中にはいる。恐怖心から、無意識のうちに早くボールを投げ終えて守備体勢をつくろうとする。いきおい、踏み出す足への体重移動が不十分になり、フォロースルーも小さくなった結果、速球も変化球もキレを失うのだという。

 アーロン・ブーン監督は5日(日本時間6日)、「軽度の脳振とう」と診断されたと発表。同監督は「食欲があり、睡眠も取れていたようで元気そうだった。大事には至らなかったようだ」と話した。この日の田中は球場に姿を見せ、同僚のガードナー外野手は会見で「歩いている姿は普段通りに見えた」と話したが、不安は尽きない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」