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六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

独移籍のFC東京・室屋が迷いを断ち切った指揮官のひと言

公開日: 更新日:

 当の室屋は、海外移籍に関して言葉の壁や食事への不安にも無頓着なタイプ。行きたい国がありますか? と聞いてみても、「特にないです」と素っ気なかった。家族での海外移住になるだろうが「奥さんとも特に相談はしていない」と言っていた。

 気負いやプレッシャーとは無縁。いつもマイペースの室屋らしい答えでもあった。

 今回、正式なオファーから1週間での移籍成立となったが、これも室屋らしいと言える。

■マイペースな室屋

 ドイツ語でのコミュニケーションに関しては「全然っすね」と正直だ。英語については「わりと聞き取れる方だと思うので単語とか並べていればなんとかできるかな〜って感じです。なんとかなるくらいが一番いい」とマイペースぶりは板に付いている。

 送り出す長谷川FC監督にしてみれば「もちろん聞いた時には『マジか、この時期に』という思いが一番初めに立ちました」と驚きを隠さない。


 橋本に続いて1カ月で2人の日本代表選手がチームを離脱するのだから、いくら補強していたからといっても「痛手」であることに変わりはない。

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