著者のコラム一覧
山田隆道作家

1976年、大阪生まれ。早大卒。「虎がにじんだ夕暮れ」などの小説を執筆する他、プロ野球ファンが高じて「粘着!プロ野球むしかえしニュース」などの野球関連本も多数上梓。各種スポーツ番組のコメンテーターとしても活躍中。

報道の視点でハッキリわかる巨人と阪神の「決定的な違い」

公開日: 更新日:

 阪神近本光司が10月3日の巨人戦で今季第9号本塁打を放ち、ルーキーイヤーから2年連続でシーズン100安打を突破した。これは阪神では1999年の坪井智哉以来21年ぶり6人目の快挙である、と一部スポーツ紙が報じていた。

 また、その前日2日の巨人戦では高卒2年目の小幡竜平がプロ初となる3安打猛打賞を記録。高卒2年目の左打者が猛打賞を記録するのは、阪神では75年の掛布雅之以来、実に45年ぶりの快挙である、と一部スポーツ紙が報じていた。

 なお、この小幡については8月27日の中日戦でプロ初安打を記録したときも、阪神では97年の浜中治以来23年ぶりとなる10代野手の安打である、と一部スポーツ紙が報じていた。

 一方、今季の阪神がてんでかなわない、いや昔から伝統的に負け続けている宿敵・巨人については、主将の坂本勇人が10月3日の阪神戦で今季10度目となる3安打猛打賞を記録。坂本のシーズン2桁猛打賞はこれで5年連続10回目となり、プロ野球史上3位タイ(1位は張本勲の15回)の記録である、と一部スポーツ紙が報じていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?