大関貴景勝が初日から2連敗…今場所の綱とり“ジ・エンド”

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 ところが、場所前に白鵬が新型コロナに感染し、鶴竜もケガを理由にケツをまくってしまった。本場所直前のPCR検査では5人が陽性反応。同部屋の力士は出場不可能となり、全体で65人も休場となった。そのうち、6人が幕内力士。鶴竜も合わせれば7人休場と、幕内はスカスカである。

 ただでさえ、高レベルの優勝が求められている中、空洞化した幕内の土俵で初日から2連敗。御嶽海は三役にしても、大栄翔は平幕だ。ここから2大関を倒して13連勝し、賜杯を掴んだところで、それが「高レベル」と言えるかどうか。

 まだ24歳と若い貴景勝。花を咲かせるチャンスはまだある。

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