久保建英の存在感は18秒 ヘタフェ大量5失点ボロ負けの深層

公開日: 更新日:

 スペイン1部ヘタフェの日本代表MF久保建英(19)が、日本時間26日午前5時開始のアスレティック・ビルバオ戦で存在感を示したのは<前半の18秒>までだった。

 主戦場の右サイドMFで先発した久保が開始早々、相手エリアでクリアボールを好カット。すかさずPA内の1トップFWマタにパスを送る。

 そこから右サイドに展開。トップ下MFアレニャがファーサイドに浮き球ラストパス。左サイドMFククレジャがヘッドを叩き込み、久保が開始18秒の早ワザ先制弾をお膳立てした格好である。

 もっとも、ここから後半24分にベンチに退くまで久保は<ピッチ上から消えて>しまった。

 ビルバオ各選手は失点のショックも見せず、前線から強烈プレスをかけまくり。

 これにヘタフェ選手は浮足立ち、久保にしてもボールを足元に収めた瞬間、複数選手に囲まれてボールをロストするシーンも多かった。

 1―1で迎えた後半5分、ビルバオが逆転弾をゲット。前掛かりとなったヘタフェは攻守のバランスを崩し、後半37分までに連続失点。前節まで18試合・18失点の堅守がボロボロになり、屈辱的な大差負けを喫した。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態