川淵三郎氏の“危うい過去” 五輪の理念に反する言動や行動

公開日: 更新日:

「森さんは批判の矢面に立ち、泥をかぶることをいとわないが、川淵さんはある意味“エエカッコしい”だ。嫌な仕事は部下にやらせがち。組織委の職員は『森さんより厄介』と落胆しているようだ」(自民党関係者)

 東京五輪に関し、著書がある作家の本間龍氏はこう言う。 

「川淵氏がどのような思想を持とうが自由です。しかし、韓国への批判とも受け取れるツイートを複数回、投稿するような人物が大会を推進する組織のトップとしてふさわしいかというと、疑問符がつきます。仮に韓国メディアの記者に見解を問われたら、どう答えるのか。批判的な発言をすれば、また海外メディアから追及されることになるでしょう。そもそも、年齢的にも森氏と変わらないため、新鮮味がない。組織委は本当にやる気があるのか、疑問を感じざるを得ません」

 11日の朝日新聞電子版によると、川淵氏はこの日、森と約1時間にわたり面会した際、「お気の毒に」と落涙したという。「森さんのこれまでの思いも背負ってやっていきたい」と発言したというから、組織の刷新はとても期待できそうにない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩