肥後かおりプロ<1>お酒を楽しめる環境へと千葉に引っ越し

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「お酒ならなんでも飲みますが、だんだん体重が落ちにくくなってきたので、最近は日本酒は控えめにしようかなと思っています」という悩みもある。

 レギュラーツアーでは11年シーズンの1試合出場を最後に姿を見なくなったが、それまでは約20年間も第一線でプレーした。40歳を過ぎても試合に出続けた肥後のすごさや競技生活の長さをあらためて見直すとともに、上田桃子プロ(34)や藤田さいきプロ(35)らが「ベテラン」と呼ばれる近年の女子プロゴルフ界の新陳代謝のスピードも感じずにはいられない。=つづく

(構成=三上元泰/フリーライター)

▽肥後かおり(ひご・かおり) 1969年3月12日、鹿児島県日置郡松元町(現・鹿児島市)生まれ。鹿児島西高ではソフトボール部の遊撃手として活躍。卒業後は静岡のゴルフ場に就職。その後は名門・葛城GCへ移り、20歳だった89年5月のプロテストにキャリア2年で一発合格。プロ4年目の92年7月「安比高原レディース」でツアー初優勝。身長155センチながら飛距離250ヤード超えと正確なショットやショートゲームを武器に2004年までにツアー通算17勝、現在の4大公式戦をすべて制覇。生涯獲得賞金約7億2000万円は歴代14位(21年4月20日現在)。

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