五輪ボランティア辞退はまだまだ続く 組織委の傲慢に怒り

公開日: 更新日:

「ユニホームを取りに来い」との“上から目線”には呆れる他ないが、問題はそれだけじゃない。いざ受け取り会場まで足を運んだはいいものの、大会本番時に必要なADカード(出入証)が読み込めないトラブルや、ワンサイズ小さいシャツを試着させられるハプニングもあったという。

■「ワクチン漬け」にされる不安も

「組織委も五輪中止を想定しているのか、ユニホームを渡した後、会場で水筒やハンドブックなどの『お土産』を大盤振る舞いしていました。五輪が中止となれば、どうせグッズは余る、と思っているのでしょうか。でも、これからユニホームやグッズをもらってから辞退する人が、さらに増えるのではないか。気になる新型コロナワクチン接種の話は一切なく、組織委から来たメールは、風しんと麻しん(はしか)の予防接種案内でした。風しんと麻しんのワクチンを希望者に接種して欲しいとの要請です。海外からの大会関係者に感染させないためのようです。コロナワクチンも打つ人は『ワクチン漬け』になってしまう。体が心配ですよ」(前出の女性ボランティア)

 組織委のお粗末さに加え、今夏は猛暑だからボランティアの辞退に拍車をかけるに違いない。この状態で五輪を開けるのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後