五輪ボランティア辞退はまだまだ続く 組織委の傲慢に怒り

公開日: 更新日:

「ユニホームを取りに来い」との“上から目線”には呆れる他ないが、問題はそれだけじゃない。いざ受け取り会場まで足を運んだはいいものの、大会本番時に必要なADカード(出入証)が読み込めないトラブルや、ワンサイズ小さいシャツを試着させられるハプニングもあったという。

■「ワクチン漬け」にされる不安も

「組織委も五輪中止を想定しているのか、ユニホームを渡した後、会場で水筒やハンドブックなどの『お土産』を大盤振る舞いしていました。五輪が中止となれば、どうせグッズは余る、と思っているのでしょうか。でも、これからユニホームやグッズをもらってから辞退する人が、さらに増えるのではないか。気になる新型コロナワクチン接種の話は一切なく、組織委から来たメールは、風しんと麻しん(はしか)の予防接種案内でした。風しんと麻しんのワクチンを希望者に接種して欲しいとの要請です。海外からの大会関係者に感染させないためのようです。コロナワクチンも打つ人は『ワクチン漬け』になってしまう。体が心配ですよ」(前出の女性ボランティア)

 組織委のお粗末さに加え、今夏は猛暑だからボランティアの辞退に拍車をかけるに違いない。この状態で五輪を開けるのか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  2. 2

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 3

    N党・立花孝志容疑者にくすぶる深刻メンタル問題…日頃から不調公言、送検でも異様なハイテンション

  4. 4

    我が専大松戸は来春センバツへ…「入念な準備」が結果的に“横浜撃破”に繋がった

  5. 5

    N党・立花孝志氏に迫る「自己破産」…元兵庫県議への名誉毀損容疑で逮捕送検、巨額の借金で深刻金欠

  1. 6

    高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈

  2. 7

    高市内閣は早期解散を封印? 高支持率でも“自民離れ”が止まらない!葛飾区議選で7人落選の大打撃

  3. 8

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然

  4. 9

    高市首相は自民党にはハキハキ、共産、れいわには棒読み…相手で態度を変える人間ほど信用できないものはない

  5. 10

    “文春砲”で不倫バレ柳裕也の中日残留に飛び交う憶測…巨人はソフトB有原まで逃しFA戦線いきなり2敗