巨人非情の「主力大減俸リスト」 V逸&泥沼10連敗で億万長者選手に迫る“厳冬オフ”

公開日: 更新日:

■5年契約中の坂本は来季から「変動制」

 野手で最も苦しんだ主力は、打率.253の丸佳浩(32)だが、こちらは4億5000万円の5年契約3年目のため、年俸は据え置き。しわ寄せは主将の坂本勇人(32)にくるともっぱらだ。年俸5億円の5年契約3年目。丸同様、安泰に見えるが、別の関係者は「固定制なのは3年目の今季まで。ついていないことに、来季以降は変動制に移行する特殊な契約になっている。巨人で唯一、東京五輪に出場し、代表チームも引っ張った。負担の大きい遊撃手で打率.277。それでも坂本は3割を切れば失敗のシーズン。5億円と高額なだけに、ダウンの可能性は十分あります」と言う。

 問題は日本球界2位の年俸8億円を誇るエース・菅野智之(32)である。今季は右肘痛や不調もあって東京五輪の侍ジャパン入りを辞退。5勝7敗の“戦犯”筆頭候補だ。

「先週11日に海外FA権を取得したでしょう。昨オフに一度は断念したメジャー挑戦を完全に諦めて生涯巨人を誓えば、残留のご褒美として8億円を維持した上で複数年契約を結び直す可能性はある。長くエースを務めた功労者。巨人に残るなら大減俸はなさそうです」(前出の別の関係者)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」