マリナーズ菊池雄星のFAには仰天…今後が心配になった根拠

公開日: 更新日:

 マリナーズの菊池雄星(30)が来季の選択権を行使せず、FAになるニュースには仰天した。

 行使すれば、1年契約ながら来季は約14億8000万円の年俸が手に入る。しかし、それをせずに、新たな契約を求めて市場に出る道を選択したということだ。

 潜在能力はメジャーでもトップクラス。左腕から150キロ台後半のストレートを投げ、スライダーなどの変化球もキレがある。「ドラフト1巡目、全体で5番目くらいに指名される力がある」という同僚もいる。

 課題は精神面。良いときは手が付けられないのに、つまずくと腕が振れなくなる。気持ちが弱いのだ。今季は球宴に選出されながら、後半戦は不調でシーズン終盤には先発ローテーションから外れた。

 このままマリナーズに残ったとしても来季、先発ができる保証はどこにもない。それで新天地を模索しているのかもしれない。

 環境が変われば、別人のような投球をする選手も中にはいる。ポテンシャルが高いだけに、大化けの可能性もあるとはいえ、いまの菊池に年間15億円近い、あるいはそれ以上の金額を投資する球団が出てくる保証はどこにもない。だからこそわたしは驚いたし、米メディアのサイトにも「サプライズ」という単語があふれている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 3

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  4. 4

    サッカー界で囁かれる森保J・長友佑都の“お役御免”と大物選手の代表復帰

  5. 5

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  1. 6

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情

  2. 7

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  4. 9

    高市早苗総裁はまだ首相じゃないのに閣僚人事?「内閣の要」官房長官に“激ヤバ”木原稔前防衛相のワケ

  5. 10

    ドジャース大谷翔平は“自信のデカさ”も世界一! 二刀流は「自分にしかできない役割」と会見で断言