オミクロン株大流行で国内スポーツ界は崩壊寸前…アマ競技にもクラスターで続々大会中止

公開日: 更新日:

 毎日のように新型コロナの感染者が出ているスポーツ界。20日は高知で1次キャンプを行っているサッカーJ2のアルビレックス新潟の所属選手5人が陽性判定。前日までに1人の感染が判明しており、キャンプも19日から一時中断している。

 競泳では瀬戸大也らが感染し、21日からの北島康介杯を辞退。プロ野球でも自主トレ中の選手が次々に感染している。

 あるパ球団のスタッフは「一般の人より検査の回数が多いのだから、感染者が増えるのも仕方ない」と、こう続ける。

「現在流行しているオミクロン株は、感染力が強いといわれている。重症化率は低く、医療現場からは風邪と似た症状が多数報告されています。しかし、だからといって無視はできない。野球もそうだが、多くのスポーツイベントは政府や自治体の方針が適用されます。無症状でも陽性と判定されれば、一定期間の隔離が必要です。政府の方針で外国人の新規入国も禁止されているので、キャンプは新助っ人不在となりかねない。我々も対策は練ってはいるが、『感染しやすい』オミクロン株対策となると、昨年以上に厳格にやる必要も出てくる。下手をすればシーズン中も続々と感染者が出かねません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち