著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

“フレッシュな30歳”川崎DF谷口彰悟はW杯最終予選初挑戦で輝けるか

公開日: 更新日:

谷口彰悟(川崎/30歳)

「センターバック(CB)2人がケガで来られない中、チャンスをもらった選手がチームの勝利のために戦うことが一番大事。自分がいい準備ができている感覚がある」

 2020、2021年J1連覇の川崎で主将を務めた谷口は、吉田麻也(サンプドリア)と冨安健洋(アーセナル)離脱の緊急事態を冷静に受け止めていた。

 カタールW杯最終予選突入後、ベンチ入りしたのは2020年11月のオマーン戦の1試合だけ。

 経験不足は懸念要素ではあるが、卓越した統率力や状況判断力、元川崎の守田英正(サンタクララ)、田中碧(デュッセルドルフ)ら中盤の選手との連携を考えると彼のスタメンが有力視される。

■日本屈指のCBとして君臨

 熊本市出身の谷口はご存じの通り、先の高校サッカー選手権で準優勝校した大津高の出身。平岡和徳・総監督も「谷口は姉が100メートルハードルの元トップ選手、兄が熊本屈指の大型DFというアスリート3兄弟の末っ子。文武両道でイケメンという非の打ちどころのない人間だった」と潜在能力の高さに太鼓判を押していた。

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