著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

“フレッシュな30歳”川崎DF谷口彰悟はW杯最終予選初挑戦で輝けるか

公開日: 更新日:

 確かに筑波大を経て、2014年に川崎入りしてからは瞬く間にDF陣の大黒柱となり、コンスタントな働きを披露。2017~2018年、2020~2021年と4度のJ1制覇に大きく貢献し、ベストイレンにも2度選出。日本屈指のCBとして君臨してきた。

 しかしながら、代表では、なかなか頭角を表すことができなかった。

■年齢的に遅いという評価

 A代表初選出は、ハリルホジッチ監督時代の2015年。同年6月のイラク戦で初キャップを飾り、8月の東アジアカップにも出場した。

 しかし、槙野智章(神戸)や昌子源(G大阪)、大津高の後輩である植田直通(ニーム)の壁に阻まれ、2018年ロシアW杯行きはならなかった。

 森保体制発足後も冨安が急成長し、板倉滉(シャルケ)や中山雄太(ズウォレ)ら東京五輪世代の若手が海外移籍で飛躍。長く選外が続いた。

 再浮上のきっかけをつかんだのは2021年。6月のセルビア戦など3試合に出場し、ようやく代表定着への布石を打った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動