三浦カズがレンタル移籍 JFL鈴鹿が金銭トラブルで「クラブ消滅危機」報道の大ウソ

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 J2横浜FCのFW三浦知良(55)のレンタル移籍先で、JFL(日本フットボールリーグ)に所属する鈴鹿ポイントゲッターズがJリーグからおきゅうをすえられた。2月28日にリーグ準加盟に相当する「百年構想クラブ資格」を解除条件付きながら停止され、来季のJ3昇格に暗雲が垂れ込めた格好なのである。

「昨年末に鈴鹿の元役員から『八百長などの不正があった。告発されたくなければ7500万円を支払え』と脅されたクラブ側が、不正を否定しながら<口止め料2500万円>を支払ったことが表面化。この不適切な金銭の授受が懲罰の対象となった」(サッカー関係者)

 これを受けて一部のメディアは「クラブ消滅危機」と大騒ぎだが、前出の関係者が「まったくあり得ない」とこう続ける。

「鈴鹿とカズの移籍交渉中にJリーグ、JFLの知るところとなってザワついたが、2022年シーズン開幕前にペナルティーを科せられることを前提にしながら、カズの移籍が合意に達した。カズがJFLの客寄せパンダになることはJリーグにとっても既定路線。J4部に相当するJFLが話題になれば、Jリーグ全体の活性化にもつながりますからね」

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