巨人・戸郷翔征「メジャー移籍2年計画」…今季は最多勝&沢村賞→26年WBC活躍でスカウトに売り込み

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 巨人戸郷翔征(24)が昨13日、母校の宮崎・聖心ウルスラ学園高のグラウンドで自主トレを公開した。キャッチボールなどで1時間半ほど汗を流し、「3年連続2ケタ勝利(12勝)をしましたが、最多勝にも届かなかったし、沢村賞も1番になるために自分の殻も壁も破らないといけない。日本一も取れるように頑張りたい」と宣言した。

 自身初の開幕投手を務めた昨季は広島阪神戦に集中的に投入されたことで、最多勝のタイトルには届かなかったが、4年ぶりのリーグ優勝奪回に大きく貢献した。さる球界関係者がこう言う。

「優勝争いが激しくなった8月からは中6日、5日、7日、8日、9月に入って中4日など、まちまちの登板間隔で、広島と阪神を相手に投げまくった。昨季15勝(3敗)で最多勝の菅野が毎週日曜日に登板日が固定されたのとは対照的でしたけど、それだけ阿部監督の戸郷への信頼が厚いということ。貯金12の菅野がオリオールズへ移籍した先発陣の穴は、オフのFA補強の失敗で埋まらなかった。楽天を自由契約になった昨季未勝利の田中将大を獲得しただけでは心もとない。エースとして今季は昨季以上にフル回転となる可能性がありそうです」

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