ドジャースが恐れる大谷「二刀流の価値棄損」…投手復帰見込み「5月」から一転、まさかの白紙へ

公開日: 更新日:

 現地特派員がこういう。「アジア人初の本塁打王のタイトル獲得、メジャー史上初の『50ー50』(54本塁打、59盗塁)の偉業を成し遂げるなど、打者として超一流の結果を残しているものの、これほどまでにファンやスポンサー企業から支持を集めているのは唯一無二のリアル二刀流だからこそです。今回、大谷を中途半端な状態で復帰させて打ち込まれたり、結果を残せなかった場合、二刀流の商品価値に影響する。

 米メディアの間では、『打者に専念するべき』『チームへの貢献度が高いのは打者大谷』という論調が多くありますから。今季はメイ、ゴンソリンと実績のある両先発右腕がTJ手術から復帰し、先発陣の頭数は揃っている。見切り発車で復帰させるよりも万全な状態で復帰させた方が得策だと踏んでいるのででしょう」

 実際にド軍は大谷特需に沸いている。今回の日本開幕シリーズだけ見ても史上最大規模の企業が協賛し、観戦チケットはほぼ完売状態。新たに開設した日本向け公式ファンクラブも順調に会員数を伸ばしている。

「大谷は当面、打者に軸足を置いた起用になる。投手としては、慎重に登板間隔や投球イニング、球数を見極めながら使うことになるはずです。あくまで、地区優勝、ポストシーズン進出争いが熾烈になり、ファンの注目度も高まる終盤にピークを持ってくるよう、球団と首脳陣は考えています」(前出の特派員)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩