ドジャース大谷ロード10連戦に意外なメリット…「子供が気がかり」も「心地よい睡眠不足」から解放へ
「とにかく、よく寝る子」
母親の加代子さんはかつて、少年時代の大谷についてこう言っていた。
「とにかく、よく寝る子でした。暇さえあればコテッと。居間でも、ソファの上でも、どこでもです。幼稚園で友達と遊び、夕方帰ってきて、食事の支度をしている間にソファの上で眠りこけてしまうことも。小学校、リトルへ行ってもそんな感じでした。起こしても、なかなか起きないんです(笑)。宿題は朝起きてやることもありましたね」
花巻東高(岩手)の野球部の後輩も、高校時代の大谷についてこんなふうに振り返っている。
「寮は毎朝、6時10分とか15分に点呼があり、みな、その時間に起きるんですけど、翔平さんはアラームをセットしたりしない。寝坊したらマズいので、『翔平さん、点呼です』と僕が起こしてました。寝るのが好きみたいでしたね(笑)」
睡眠は打って投げて、他人の倍働く二刀流でメジャーの頂点を極めた大谷の原動力でもあるのだ。
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ところで大谷と真美子夫人の子供の将来性に早くも注目が集まっているが、大谷自身の“血筋”も相当なものだ。父はプロを目指し社会人野球を経験した俊足選手で、母もあるスポーツで全国大会に出場した経歴を持つ。今ではすっかりメディア露出を控える両親が過去に日刊ゲンダイに語った衝撃のエピソードの数々とは。それらを網羅した連載、【二刀流の血脈】も要チェックだ。