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菅谷齊東京プロ野球記者OBクラブ会長

1943年、東京都生まれ。共同通信社でV9時代の巨人をはじめ、阪神などを担当。1970年代からメジャーリーグも取材した。野球殿堂選考代表幹事を務めたほか、三井ゴールデングラブ賞設立に尽力。現在は東京プロ野球記者OBクラブ会長。

“国鉄”スワローズはなぜ、プロ野球経営に乗り出すことが可能だったのか

公開日: 更新日:

 実はこのころ、国鉄は物騒な事件に襲われていた。職員削減が絡んだ下山定則総裁の轢死(れきし)事件、無人列車暴走の三鷹事件、列車転覆の松川事件と闇また闇……。プロ野球界も選手引き抜きの無法が横行していた。そんな大荒れの世界に超大荒れ組織が飛び込んできたのである。敗戦間もない慌ただしい日本を象徴する出来事の一つだった。

 言い出しっぺの西垣が「月給7万円の監督」に。選手獲得も含め全権を背負った。全国に鉄道管理局の野球部があり、実力はともかく何人かの選手はそこで賄った。チーム名は特急つばめから「国鉄スワローズ」に。語呂が良かった。

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