松井秀喜氏「果たしたい」発言の波紋…故・長嶋茂雄さんとの“約束”は巨人監督かロス五輪代表監督か

公開日: 更新日:

五輪代表監督の拘束期間は計1カ月程度

「阿部政権が仮に5年間続いたとして、2029年シーズンからバトンを引き継ぐか、巨人が移転予定の築地新球場が開業する7年後の2032年に監督に就任すれば、大きな話題になる」(巨人OB)

 一方、古株のOBは、「長嶋さんが生前に果たせなかった悲願は、五輪の監督です」と、こう続ける。

「アテネ五輪の代表監督に就任しながら、本番前に道半ばで脳梗塞に倒れ、指揮を執ることができなかった。長嶋さんはアテネ後も五輪監督再登板の意欲を持ち続け、それが過酷なリハビリの糧になった。野球が競技として復活する3年後の28年ロス五輪(7月開幕)で愛弟子が恩師の遺志を引き継げば、2人が生前に交わした約束を果たすことができます」

 巨人と日本代表、どちらの監督も重責であるのは言うまでもないが、東京に生活拠点を移す必要が生じる巨人の監督とは違い、五輪の代表監督が拘束されるのは本戦や強化試合、それに伴う合宿を含めて1カ月程度とみられる。

「松井は現役、引退後を通じて一度も代表ユニホームを着たことはないが、そのタイミングがなかっただけ。代表のユニホーム姿を一度は見たいと思うファンは少なくないでしょう。米国のロサンゼルス開催なら、家族への負担も少なくて済むはずです。まして野球は、ロス五輪後に再び除外される可能性が高い。次に復活するのはいつになるのかはわからないだけに、松井も覚悟を決めやすいのではないか。巨人の監督は、五輪をやってからでも遅くないですよ」(同)

 ちなみに、ロス五輪組織委員会のケーシー・ワッサーマン会長が経営トップを務める代理人事務所「ワッサーマン・メディア・グループ」は、松井が現役時代にエージェント契約を結んでいた縁もある。松井がミスターとの約束を果たすべく袖を通すユニホームは、読売か日の丸か、あるいは両方か。

  ◇  ◇  ◇

「ミスタープロ野球」は身近に接した誰もに、それぞれの「長嶋像」を強く焼き付けている。日刊ゲンダイ連載では、数多くの球界OBたちが語った“実像”を再構成し、現在、緊急公開中だ。長嶋氏は巨人監督時代、助っ人外国人の「下半身事情」まで心配し、「何なら紹介してやろうか?」と申し出たこともあったという。

そんなユニークな一面を含め、長嶋氏の素顔に迫るエピソードは、関連記事【私が見た長嶋茂雄】…から要チェックだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  2. 2

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  3. 3

    巨人・橋上監督代行に課された“最終任務” 「岡本和真の後釜候補」に道筋を立てられるか

  4. 4

    日テレ「ウルトラクイズ」復活で思い出す…氏家齊一郎社長の「赤字番組など必要ない」

  5. 5

    中間淳太が生謝罪も…WEST.脱退問題のウラに重岡大毅のアツすぎるバンドスタイルと“音楽性の違い”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    俳優・山本學さん89歳「たかだか役者なんですから」の気持ちでやってます

  4. 9

    今も歩くのに苦戦…元プロレスラー武藤敬司さん人工関節手術を語る

  5. 10

    婚活で早く結婚できる人、できない人の決定的な差…「電柱女子」「電柱男子」は成婚から遠ざかる