投手大谷の「オープナー起用」は逆効果…ド軍ブルペンの負担は軽減どころか増す一方

公開日: 更新日:

「1イニングしか投げられない大谷がローテに加わったことで、ブルペンデーは実質、週2日になった。大谷が言うように長いイニングを投げられるようなればブルペンの負担は減るけど、先発して1、2回のオープナーではブルペンの負担は増える一方です」と、特派員のひとりはこう続ける。

ドジャースの投手陣がケガ人だらけなのは事実ですが、先発がいないわけではない。大谷がローテ入りする以前はナック(27)、ドレイヤー(26)、ロブレスキ(24)らが交互に先発していましたから。本人の強い希望とシーズン後半からプレーオフにかけての戦力にするために大谷をローテに入れたのでしょうけど、オープナーを多用してはリリーフ陣がもたない。大谷が長いイニングを投げられるようにならない限り、ブルペン陣は疲弊する一方ですよ」

 ブルペンデーはもちろん、山本やカーショウやメイにしても完投するわけではない。山本は昨季右肩を痛めたし、メイは食道破裂、カーショウは左膝と左足の手術明けと“病み上がり”で無理をするわけにいかない。彼らにしてもリリーフを仰ぐ必要があるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    二階堂ふみ&カズレーザー電撃婚で浮上したナゾ…「翔んで埼玉」と屈指の進学校・熊谷高校の関係は?

  5. 5

    自死した元兵庫県議の妻がN党・立花孝志党首を「名誉毀損」の疑いで刑事告訴…今後予想される厳しい捜査の行方

  1. 6

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  2. 7

    突然のがん宣告にも動揺なし「で、ステージはナンボでしょうか?」

  3. 8

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  4. 9

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩

  5. 10

    平和記念式典での石破首相スピーチの評判がすこぶるいいが…原稿を下書きしたのはAIだった?