著者のコラム一覧
羽川豊プロゴルファー

1957年栃木県出身。79年日本学生ゴルフ選手権優勝。翌80年にプロテストに合格すると、ルーキーイヤーの81年は日本オープン、日本シリーズに優勝。同年代の湯原信光、倉本昌弘とともに「ニューウェーブ三羽烏」と呼ばれた。82年にはメジャーのマスターズから招待され、初出場で15位。「世界最強レフティー」と絶賛された。現在はシニアツアーでプレー。テレビ解説者としても活躍している。

“異常気象”の全英はやっぱりシェフラーの独壇場 29歳にして生涯グランドスラムに王手をかけた

公開日: 更新日:

 2日目からは強い海風は吹かず、決勝2日間は平均スコアが70を切りました。全英は「一日の中に四季がある」と言われるように天気がコロコロ変わり、時に激しい雨や強い海風、凍えるような寒さという厳しい自然環境の中、選手の技術とメンタルが試される大会です。ピンフラッグが垂れ下がり、半袖姿で穏やかな天気の中でのバーディー合戦は、ファンからすれば物足りなかったかもしれません。それでもピンを真っすぐ狙うだけではスコアにならないコースでした。

 そんな癖のあるリンクスを制したのは、世界最強のS・シェフラーです。通算17アンダーは後続に4打差をつける圧勝で、今季4勝目、米ツアー通算17勝目を飾りました。

 スライス気味のボールをコントロールしてフェアウエーへ運び、ピン位置の狭いエリアに止める技術はさすがです。1イーグル20バーディー以外は、予選の3ボギーに最終日のダブルボギー1つ。天候が荒れず、リンクス特有の運、不運の要素が減れば、アイアンの精度が抜群のシェフラーを負かすのは容易ではありません。

 22、24年「マスターズ」、今年の「全米プロ」に続く3つ目のメジャータイトルを手にし、29歳にして生涯グランドスラムに王手をかけました。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に