サッカー界で囁かれる森保J・長友佑都の“お役御免”と大物選手の代表復帰
W杯、五輪(OA枠含)に各3回出場、日本代表屈指の大型CB
日本代表屈指の大型CB(189センチ・87キロ)としてW杯、五輪(OA枠含)に各3回出場のDF吉田麻也(37)だ。
2022年W杯カタール大会を最後に代表を引退した吉田は、翌2023年8月に米国メジャーリーグサッカー(MLS)の強豪LAギャラクシーに移籍し、2024年シーズンから主将を務めて同年のMLSカップ優勝に貢献した。
「全盛期と比べるとスピード、キレともに衰えたとはいえ、森保ジャパンの3DFシステムを考えた場合、中央にデンと構えて左右のCB、守備的MFを差配しながらDFリーダーをこなすことは十分に可能。さらに米国のプロリーグで3シーズンにわたってプレーしているという経験値も見逃せない。2026年W杯はアメリカを中心としてカナダとメキシコとの3カ国共催大会。吉田は普段のMLSの飛行機移動で2時間程度の時差も経験しているし、その対処方法も熟知している。英語も日常会話どころかビジネス英語など高度な会話も苦にしない。米国そのものに対する順応性の高さは、森保ジャパンにとって大きな財産となるでしょう」(前出関係者)
現在の森保ジャパンの精神的支柱は、W杯出場4回の大ベテラン長友が担っている。持ち前のラテン気質でチームの雰囲気を明るくし、歳の離れた若手選手との関係性も良好である。が、戦力として考えると170センチのサイズで森保ジャパンの主力DFを任せるにはムリがある。
持ち前のキャプテンシーの高さを発揮してW杯、五輪で主将として日本代表をグイっと牽引してきたDF吉田。「長友はお役御免。吉田の代表復帰の公算は高い」。サッカー界ではこう囁かれている。
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森保Jと言えば、下半身スキャンダルで逮捕されながら不起訴となった佐野海舟の代表入りが大きな波紋を広げている。当の本人にしても、あえて人目にさらされる場に身を置き、日の丸を背負う決断を下すには深い葛藤と苦悩があったという。いったいどういうことか。サッカージャーナリスト・森雅史氏が読み解く。
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