来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味
所属チームの意向も大きく反映
23年大会で主戦を担い、日本人の母を持つカージナルスのヌートバー(28)は先月末、両足かかとの手術を受けたことが判明。来季の開幕に間に合わない可能性もある。
同じ23年大会出場組のカブスの今永昇太(32)は米メディアによると、このオフにFAとなり、他球団への移籍が浮上。17年大会でエース級の活躍をしたメッツの千賀滉大(32)も今季は不調でマイナー落ちを経験。自身が保有していたトレード拒否権がこのオフ、「全30球団」から「特定の10球団」に変更され、トレードによる放出も噂されている。前出の関係者が続ける。
「エンゼルスの菊池雄星(34)が出られるかどうか……。今オフはヤクルトの村上宗隆(25)、巨人の岡本和真(29)と23年大会出場組が揃ってポスティングでメジャー入りすることが確実。今季、3年連続の10勝をマークした西武の今井達也(27)も、同じくメジャー挑戦の可能性が浮上し、一部米メディアは8年総額約292億円の超大型契約に発展すると予想している。メジャー移籍1年目は環境の違いに慣れることはもちろん、大型契約を結んだ選手は所属チームがWBC出場を拒んだり、渋ったりするケースも少なくない。3人が揃って辞退せざるを得ない可能性はあります」
きょう6日には、今月15、16日に行われる韓国代表との強化試合に向けた宮崎合宿がスタートするが、沢村賞を獲得した日本ハムの伊藤大海(28)ら辞退者が相次ぐ事態に追い込まれている。
本大会の代表選手の発表は、前回大会と同じなら来年1月。いざフタを開けてみれば、日本人メジャーリーガー不在のスカスカなメンバー構成になっても不思議ではない。
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ところでドジャースと言えば大谷だが、実際のところ米国人の目にはどう映っているのか。メディアに続き、なんと選手投票によるMVPまでも落選。あれほどの衝撃的な成績を残しながら、なぜなのか。水面下ではいったい何が起きているのか。専門家に話を聞くと意外な言葉が返ってきた。
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