佐々木朗希を待ち受ける「抑え転向」の打診…ドジャースは先発飽和状態、スコット評判倒れで大物補強に及び腰
問題があるとすれば“休みグセ”
ちなみにディアスの今季年俸は約26億円、スアレスは約15億円。彼らの獲得には大金を投じる必要があるものの、大枚をはたいたところでスコットのように評判倒れに終わる可能性もある。
「そこで浮上するのが佐々木の抑え転向プランです」と、現地特派員がこう続ける。
「佐々木はフリードマン編成本部長とゴームズGMからリリーフ転向を打診された際、来季は先発に戻ることを条件に受け入れています。先発にはこだわりをもっていますが、160キロ超の速球と落差の大きなスプリットがあって、なおかつ制球がいい。三振が取れるだけに、抑えとしての適性があることを、プレーオフで証明してしまいましたからね。それでなくともドジャースは先発が飽和状態。カーショー(37)が今季限りで引退しますが、負傷者リストには先発実績のあるゴンソリン(31)もナック(28)もいます。佐々木がフロントから、ストッパー転向を打診される可能性は高い」
問題があるとすれば佐々木の“休みグセ”。ロッテ時代からシーズンを通して働いた経験がない。ストッパーは連投も強いられるものの、ワールドシリーズの第7戦で連投した山本由伸(27)の姿を見て、「昨日も投げて、今日も投げて。内容も素晴らしいですし、僕ら投手が目指す姿なのかなと思います」と話している。ストッパーを務めたポストシーズンで、ひと皮むけたのではないか。
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ところでドジャースと言えば大谷だが、実際のところ米国人の目にはどう映っているのか。メディアに続き、なんと選手投票によるMVPまでも落選。あれほどの衝撃的な成績を残しながら、なぜなのか。水面下ではいったい何が起きているのか。専門家に話を聞くと意外な言葉が返ってきた。
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