八角理事長が横綱・大の里を語る 必ずしも休場がクスリにならないワケ

公開日: 更新日:

控えの座布団では心ここにあらず

 横綱らしからぬ相撲だった。

 2横綱2大関が全滅した天覧相撲から一夜明けた昨19日の9日目。琴桜安青錦の2大関は前日の借りを返したものの、両横綱はいずれも惨敗。立ち合いで当たってから引いて自滅した豊昇龍はまだしも、“重症”なのが大の里(25)だ。立ち合いで若元春にもろ手突きを繰り出すも、相手を止めることができず。左下手を許して右からおっつけられると上体が起きてしまい、抵抗する間もなくアッサリ寄り切られた。

 控えの座布団では心ここにあらず。支度部屋では「しっかりと気持ちと体をつくって取り組まなきゃいけない」とした上で、体の状態について聞かれると、「ここまできたら気持ちだと思うんで、しっかりつくっていきます」と声を絞り出した。

 大の里は先場所終盤に左肩鎖関節を脱臼。前日18日は伯乃富士に左胸を押されると、痛みに悶えながら土俵を割った。これまでは体調を聞かれても「大丈夫です」と答えていたが、いつまでもごまかし切れないと悟ったのだろう。

 もっか6勝3敗。残り2勝で勝ち越しが決まるが、今の内容では確実とは言い切れない。横綱の地位を考慮すれば、休場が視野に入っても不思議ではないだろう。

 出場か休場か――。この難しい判断について、元横綱・北勝海の八角理事長(62)は日刊ゲンダイ記者にこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・橋上秀樹監督代行とは何者か…原辰徳氏には干され、阿部監督が心酔した“野村ID野球”の継承者

  2. 2

    (3)巨人の次期監督は誰か…松井秀喜氏、桑田真澄氏より“現実味”帯びる原辰徳氏の4度目登板

  3. 3

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  4. 4

    ゾンビたばこ羽月隆太郎「共犯者暴露」の大きすぎる波紋…広島・新井監督の進退問題にまで飛び火か

  5. 5

    (2)阿部監督「長女の手紙」で潮目一変…巨人が“事件矮小化”を手引きしたのか

  1. 6

    高市首相「中傷動画」疑惑に逆ギレ答弁連発 質問した野党議員の制止振り切り“ご飯論法”で一気まくしたて

  2. 7

    絶好調!巨人・阿部慎之助を支える最強あげまんグラドル小泉麻耶

  3. 8

    ゾンビたばこ羽月隆太郎が涙の激白 広島内で「関与は6人」「壮絶イジメ」「裏切り」【会見全文】

  4. 9

    維新はシャカリキでも産業界は「ノーモア都構想」…企業がごっそり“脱・大阪”前年度比1.8倍増

  5. 10

    広島羽月 お立ち台で見せた初々しい“坊主頭”の意外な理由