日本人の大半が知らないWBCベネズエラ代表の脅威【日本時間15日10時~ 準々決勝で対決】

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扇の要はシルバースラッガー賞2度受賞

 あまり注目されていないものの、バッテリーも強力だ。ドミニカ戦後の会見でオマル・ロペス監督(59=アストロズ・ベンチコーチ)は日本戦にエース左腕レンジャー・スアレス(30=レッドソックス)を先発させると発表した。今季からレ軍でプレーするスアレスは昨季、フィリーズで12勝(8敗)をマークしてチームのナ・リーグ東地区連覇に貢献。ドジャースとの地区シリーズ第3戦で三回から登板し、大谷に対して1三振を含む3打数無安打に抑え、5イニング1失点の好投で勝利投手に。フ軍時代は4年連続でポストシーズンのマウンドに上がり、計11試合で防御率1.48と大舞台で強さを発揮している。

 投手陣を含めてベネズエラの屋台骨を支えているのが捕手のウィリアム・コントレラス(28=ブルワーズ)。打撃のベストナインであるシルバースラッガー賞を2度(23、24年)受賞するなど、「打てる捕手」として知られるが、リードも一級品だ。投手の長所を引き出すことに長けており、昨季のブ軍のチーム防御率3.58はリーグトップ(メジャー2位)だった。

「昨季、ド軍とのナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦ではリアル二刀流で出場した大谷に、投げては7回途中無失点10奪三振、打っては3本塁打と、投打にわたってやられただけに、コントレラスは忸怩たる思いがあるでしょう。今回の対戦では徹底したボール攻めなど、まともに勝負するのを避けるのではないか。大谷の後を打つとみられる鈴木(カブス)を昨季、対戦打率.120、1本塁打と抑えているだけに、鈴木との勝負を選択するかもしれません」(前出の友成氏)

 リリーフは左腕ゼルパ(26=ブルワーズ、3試合で2安打無失点)、右腕パレンシア(26=カブス、2試合無失点)と鉄壁だけに、ベネズエラバッテリーは侮れない。準々決勝の相手が「ドミニカじゃなくてよかった」なんて言っている場合ではないかもしれない。

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