桑木志帆ら世界を制する日本女子の「度胸」 男子はいつまで“蛇ににらまれたカエル”なのか
19年の全英女子を制した渋野は最終日の18番。約5メートルのバーディーパットを打つ前に、「これを決めたら優勝なのは分かっていたので、どういうガッツポーズをするかを考えていた」と語っていたが、強気のパットで見事に勝負を決めた。そのポジティブな思考は桑木だけでなく、この数年でメジャータイトルを勝ち取った笹生優花、古江彩佳、西郷真央、山下美夢有にも共通している。
昨年、米女子ツアー1年目で優勝した岩井明愛・千怜の姉妹は、常にギャラリーを沸かせることを考えながらプレーしているという。近い年代の仲間たちは快挙に刺激を受け、海外メジャーの優勝が夢ではないことを見て育った後輩たちの目標も、当然のように「世界」へ向かう。
一昔前は「男は度胸、女は愛嬌」などと言ったが、世界で戦う今の女子プロには「度胸」もある。昨年の全英に勝った山下は、前週のCPKC女子オープンで早くもツアー通算4勝目を挙げた。松山英樹がマスターズに勝ってから5年が過ぎた。国内の男子プロたちは「蛇ににらまれたカエル」から、いつ脱却できるのだろうか。



















