「カラダにいいことをやめてみる」桜井竜生著

公開日: 更新日:

 今、何ひとつ健康法を実践していないという人は少ないはずだ。サプリメントやトクホのドリンクを飲むなど、健康な人でも何らかの“カラダにいいこと”を行っていることだろう。しかし、外科医であり漢方医でもある著者は、誰にでも合う健康法などなく、むやみに実践していると自分の体の声を聞きそびれると警告する。

 例えば、もし痩せたいならダイエット食品に手を出す前に、なぜ太ったのかを考えてみる。そして、ストレスによる過食だと分かれば、ストレスの原因の排除に努めるのだ。こうして自分の体と向き合う習慣をつけておくと、体調の変化にも敏感になり、病気のごく初期の時点で対応できるようになる。

 まずは、健康法をひとつ、やめてみては?

(講談社 1200円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃