男も萌えるアクアリウム入門編

公開日: 更新日:

 本書が面白いのは、達人の水草水槽を羨望のまなざしで眺めていた著者が、自ら水槽作りにトライし、その面白さにどんどんはまっていく様子がカラフルな写真と漫画で紹介されている点だ。

 読者はページをめくるごとに、まるで旅行記を読むかのごとく水草水槽の世界にはまっていく彼の情熱を追体験できる。熱帯魚も飼ったことがない、園芸の知識もさほどない、さらに面倒くさがり屋だという著者は、水がどんどん透明になって理想の水槽に近づいていく様子に喜び、いつのまにか理想の石や理想の流木を遠くの河原まで探しに行き、ついにはお金を払って石ころを買うに至る。それは、まるで世界の創造主になったかのような喜びなのだ。

■「BOTTLIUM2 ひとり暮らしの小さな小さな水族館。」田畑哲生著

 アクアリウムに興味はあるものの、残念ながら家が狭くて水槽を置く場所が確保できそうもない……と嘆く人に、ワンルームでも気軽に始められるボトルのアクアリウム「ボトリウム」を勧めているのが本書。

 百均で買った安い材料でも始められる上、リビングや寝室、キッチンの片隅などにちょこんと置ける手軽さ。しかも、その水替えも週に1回くみ置いたペットボトルの水を注いで古い水を押し出すだけだという。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網