「『最後の恋』に彷徨う男たち」亀山早苗氏

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 53歳のⅠさんは、中学時代の同級生だった女性と同級会をきっかけに交際し、何度もデートを重ね、半年後にホテルへ。裸を見られたくないと恥ずかしがる彼女に、“今の君が好きだ”とささやき続け燃え上がった。

「婚外恋愛中のアラフィフ男性は、“ツラい恋”などと言いながらも肌の色艶がいい(笑い)。見た目はごく普通のオジサンなのに、人生が色づき輝いているのが分かるんです。推奨するわけではありませんが、人生は一度きりですからね」

 多くの妻たちが、恋による夫の変化を察知しつつ様子見していることや、介護が必要な年になったら仕返しをもくろんでいることなど、恐ろしい現実にも触れている。それでも、落ちてしまうのが恋というもの。本気の恋に身を焦がしているご同輩をうらやましく感じずにいられない。(双葉社 1300円+税)

▽かめやま・さなえ 1960年東京都生まれ。明治大学文学部卒業。男女の恋愛、結婚、性の問題に取り組む。「オンナを降りない女たち オトコを降りる男たち」など、不倫や婚外恋愛に関する著書多数。

【連載】著者インタビュー

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