「気にしない生き方」吉村昇洋著

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 臨床心理士でもある禅僧による生き方本。私たちがストレスを感じる背景には何かしらへの「とらわれ」がある。この「とらわれ」の扱い方を説いているのが仏教だという。「とらわれ」から解放され、あるがままの自分と出会い、気楽に生きていくための方法を、さまざまな悩みに答えながら説く。

 例えば「使えない」後輩に苛立つ、という悩みには、「誰にでもその人にしかできないことが何かしらあります。それを見極められない自分に問題があるかもしれないという視点に立ってみてはどうか」と助言。

 こうした仕事場での人間関係から、家族との関係、そして人生の悩みまで。仏教の教えを交えながらやさしく解きほぐす。

(幻冬舎 780円+税)

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