ニセ科学を見破ろう編

公開日: 更新日:

「ニセ科学を10倍楽しむ本」山本弘著

 ニセ科学のなかでもずいぶん楽しませてくれたのが、「アメリカの宇宙船アポロ11号が月に行っていない」という珍説。月面では光源は太陽しかないのに、複数の影の向きがバラバラ、などの疑問点を挙げ、あの映像は「2001年宇宙の旅」のキューブリックがスタジオで撮影したという説が流布した。

 だが、あんな広い月面を照らせる光源は太陽しかないし、地球からレーザー光線を発射するとアポロが月面においてきたコーナーキューブリフレクターからレーザー光線が戻ってきて、月に行ったことは証明されているのだ。ほかに、水の容器に「ありがとう」と書くと美しい結晶ができる、などの笑える話題満載。(筑摩書房 950円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  2. 2

    紗栄子にあって工藤静香にないものとは? 道休蓮vsKōki,「親の七光」モデルデビューが明暗分かれたワケ

  3. 3

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  4. 4

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  5. 5

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  1. 6

    永野芽郁×田中圭「不倫疑惑」騒動でダメージが大きいのはどっちだ?

  2. 7

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 8

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動

  4. 9

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 10

    永野芽郁がANNで“二股不倫”騒動を謝罪も、清純派イメージ崩壊危機…蒸し返される過去の奔放すぎる行状