公開日: 更新日:

「ぶらり一人飲み東京昭和酒場」コラム執筆・太田伸幸ほか

 飲んべえをそそる赤提灯、焼き鳥で煙る店内、昭和の情緒残る古酒場。大衆酒場や大衆食堂、角打ちの店など都内54店舗をオールカラーで紹介。創業が昭和の酒場は52軒(江戸創業の店もある)というガイド本だ。

 湯気立つ煮込みにおでん、炭火の香り漂う焼き鳥など、見ただけで喉が鳴る。コの字カウンターに、すすけてはがれかけた品書き、古酒場の空気感を体感できる。

 酒は自販機で、つまみはキャッシュオン、焼き鳥はセルフ、女性のみの入店不可の「ニューカヤバ」(茅場町)など、こだわりの強い店も。練り物屋で創業した立ち飲み「丸健水産」(赤羽)では、カップ酒をおでんだしで割る「だし割り」でシメるのがお勧めだという。

(マイウェイ出版 1000円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!