「進化の不思議がわかる本」気になる4冊

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「進化とは何か」リチャード・ドーキンス著 吉成真由美編・訳

 著名な生物学者の子供向けレクチャーを編集した格好の進化論入門書。

 紀元0年を起点に1000年を1メートルと換算すると、エジプトのピラミッド建設までは3歩歩くほどの距離だが、初期の哺乳類が現れるのは65キロも先、生命の起源である最初の細菌(バクテリア)までさかのぼるなら約3500キロも歩かなければならないと、進化の時間スケールを解説。続いて、バラのトゲそっくりの昆虫など、あたかもデザインされたかのように見える自然の物体「デザイノイド」が、単なる偶然ではなく自然選択による進化から生まれることなどを豊富なエピソードを交えながら講義。

 生命とは一体何か、私たちはなぜこうして生きているのかを進化論から解き明かしていく。(早川書房 860円+税)

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