• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「健康でいたいなら10秒間口を開けなさい」吉野敏明著

「現代人は常に歯を食いしばっている」と言われても、多くの人が自分は違うと思うだろう。しかし、口を閉じた状態で歯と歯が接触している時点で、それは食いしばりであると歯科医の著者は言う。正常な状態では、上唇と下唇が接触していても上の歯と下の歯の間に2~3ミリの隙間がある。しかし、現代人の90%以上は、唇を閉じると歯が当たる食いしばりの状態になっているという。

 この状態が続くと、全身にさまざまな不調が表れる。顎関節症はもちろんのこと、内耳神経などに負担がかかり、めまいを引き起こす。頚椎・胸椎・腰椎・骨盤にもズレが生じ、つらい肩凝りや腰痛の原因にもなるのだ。

 食いしばりの最大の原因は、パソコンやスマホの操作。頭を15度傾ければ首には12キロの負担がかかり、支えるためには歯を食いしばって力を出すしかない。とはいえ、これらを使わない生活はもはや不可能だ。本書では、食いしばりを解くための日々の工夫も紹介している。まず、真っすぐ前を向いて歩くこと。足元を見たり、ながらスマホをやめるだけで、歩行中の食いしばりが改善される。また、気づいたときに1回10秒、口をぽかんと開けるだけでもいい。食いしばりの自覚と改善に役立つそうだ。

 治りにくい不調があるなら、食いしばりを意識してみては?(PHP研究所 840円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    パワハラ男性マネをクビに!長澤まさみの凄みは色気と男気

  2. 2

    がん患者にヤジ 自民・穴見議員に政治資金“還流”疑惑浮上

  3. 3

    オリラジ中田が消えたワケ…妥当すぎる正論コメントがアダ

  4. 4

    嘘で嘘を塗り固め…加計理事長に逮捕の可能性はあるのか

  5. 5

    夜な夜な六本木の会員制バーで繰り広げられる乱痴気騒ぎ

  6. 6

    やる気あるのか日朝会談 北の“天敵”が交渉役の危うい選択

  7. 7

    他人事じゃない…韓国でも懸念される「エスコバルの悲劇」

  8. 8

    V候補がGL敗退危機に…アルゼンチン衝撃的惨敗の“元凶”

  9. 9

    大迫弾お膳立ても“過去の人”…本田圭佑の気になるW杯後

  10. 10

    元TOKIO山口達也が5億円豪邸売却へ 収入失い債務資金枯渇

もっと見る