「キッズライクアス」ヒラリー・レイル著 林真紀訳

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 自閉症スペクトラム障害の高校生、マーティンと母、姉の3人は、パリに到着した。映画監督である母の仕事のため、フランスで夏休みを過ごすことになったのだ。マーティンは、これは本来、自分のあるべき姿になるチャンスだと思う。

 ロサンゼルスでは療育センターに通っていたのだが、フランス語を学ぶために田舎町のリセに入学した。その教室で視界に飛び込んできた少女、ジルベルトを見て、マーティンは金縛りになった。彼女は「失われた時を求めて」の中で、マルセルが「フィエットゥ」と呼んだ少女だ。ジルベルトとマーティンは別々の時代の別々の場所からやってきたということを互いに知っている。

「普通」になろうと葛藤する少年の日記。

(サウザンブックス社 2400円+税)

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