「お探し物は図書室まで」青山美智子著

公開日: 更新日:

 短大を卒業してスーパーに就職し、婦人服の販売員になった藤木朋香。なにか違うと思うが、自分には大したスキルもない。そこで区立のパソコン教室へ行ってみた。図書館で「小町さゆり」というかわいい名のすごく体の大きな司書が薦めてくれたパソコンのテキストと、近くにあった絵本「ぐりとぐら」を借りた。

 すると小町さんは、手作りの羊毛フェルトのフライパンをくれた。それを見て、朋香は「ぐりとぐら」に出てくる「黄色いカステラ」を作ろうと思いつき、パソコンで作り方を検索して作ってみた。失敗を繰り返して1週間後、ふんわりとしたカステラが焼き上がった。

 人生に迷っている人に夢を与えてくれる本を薦める不思議な司書の物語。

(ポプラ社 1600円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  2. 2

    「マイル修行僧」がはびこる離島への“ピストン旅”にどれだけの品位があるというのか?

  3. 3

    「悪口は聞きたくない」はどこへ? 落選の野党前職を執拗に“口撃”…高市批判はNGで野党批判はスルーの思考停止

  4. 4

    【ヤクルト】故障ラッシュで離脱13名、池山監督も球団も「若手を育てるしかない」と覚悟を決めた

  5. 5

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  1. 6

    “言い訳番長”高市首相の呆れた支離滅裂ぶり 1000万円カタログギフト配布で「政党支部の認識」を都合よく使い分け

  2. 7

    フィギュアりくりゅうペアらに新たな試練 ロシア製“鉄の女”が目論む2030年仏アルプス五輪の大逆襲

  3. 8

    日本ハム新庄監督はガマンできるのか…岡田彰布氏が即却下した“有原航平フル稼働プラン”

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    高市首相が強める日銀への“圧力” 狙いはやっぱり「インフレ増税」にあり