「帝都地下迷宮」中山七里著

公開日: 更新日:

 区役所で生活保護の申請窓口を担当する職員の小日向の趣味は、廃駅巡り。ある夜、以前から計画していた銀座線の萬世橋駅への不法侵入を試みる。昭和6年に廃止され放置された駅に降り立った小日向が、ヘッドライトを頼りに神田駅方面に進むと、暗闇の中から女の子が現れた。香澄と名乗るその子によると、構内には大勢の人が住んでいるらしい。責任者の久ジイの元に連行された小日向は、秘密を漏らさないことを条件に特別市民として構内への出入りを許される。

 しかし、エクスプローラーと名乗るこの集団がなぜ地下生活を送っているのかは分からない。何度か通う中、小日向はあることに気づく。

 東京の地下で繰り広げられるノンストップ「鉄道」ミステリー。 (PHP研究所 924円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  2. 2

    “言い訳番長”高市首相の呆れた支離滅裂ぶり 1000万円カタログギフト配布で「政党支部の認識」を都合よく使い分け

  3. 3

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  4. 4

    【ザ・ベストテン】に沢田研二が出られなかった日は桑田佳祐が出てきた日

  5. 5

    「ウルトラセブン」アマギ隊員古谷敏さんは82歳「人生、今が一番、充実していますね」

  1. 6

    【ヤクルト】故障ラッシュで離脱13名、池山監督も球団も「若手を育てるしかない」と覚悟を決めた

  2. 7

    高市外交は「二重苦」の真っただ中…チャイナリスクとトランプ関税問題で削がれる日本の国益

  3. 8

    フィギュアりくりゅうペアらに新たな試練 ロシア製“鉄の女”が目論む2030年仏アルプス五輪の大逆襲

  4. 9

    大谷翔平が名古屋に上陸! 愛知県警大動員の“超厳戒態勢”でWBC狂騒曲が始まった

  5. 10

    MEGUMIは令和ロマンくるまと熱愛発覚&ネトフリ独占の快挙なのに…独身を嘆く元夫・降谷建志のダメ男ぶり