「女の旅」花房観音著

公開日: 更新日:

「女の旅」花房観音著

 自分は田舎者で不細工でダサいと思いこんでいた著者は、男が怖かったが、男が欲しくてたまらなかった。25歳のとき、22歳年上の男が金と引き換えに挿入してやるとにおわせた。著者は生まれて初めてサラ金で金を借りて男に渡した。会社に借金の催促の電話がくるようになって会社を辞め、風俗店の面接を受けたが落ちた。自分は底辺女だと思った。

 あるとき、「レズ風俗」があるのを知り、利用してみたら、男に求められることでしか女でいられないと思い込んでいた自分を笑いたくなった。

 劣等感にさいなまれた日々を回想しながら、「売春島」渡鹿野島や、広島のストリップ劇場など、風俗の現場をめぐる探訪記。

(大洋図書 2200円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網