「女の旅」花房観音著

公開日: 更新日:

「女の旅」花房観音著

 自分は田舎者で不細工でダサいと思いこんでいた著者は、男が怖かったが、男が欲しくてたまらなかった。25歳のとき、22歳年上の男が金と引き換えに挿入してやるとにおわせた。著者は生まれて初めてサラ金で金を借りて男に渡した。会社に借金の催促の電話がくるようになって会社を辞め、風俗店の面接を受けたが落ちた。自分は底辺女だと思った。

 あるとき、「レズ風俗」があるのを知り、利用してみたら、男に求められることでしか女でいられないと思い込んでいた自分を笑いたくなった。

 劣等感にさいなまれた日々を回想しながら、「売春島」渡鹿野島や、広島のストリップ劇場など、風俗の現場をめぐる探訪記。

(大洋図書 2200円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?