「ヴァイパーズ・ドリーム」ジェイク・ラマー著、加賀山卓朗訳

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「ヴァイパーズ・ドリーム」ジェイク・ラマー著、加賀山卓朗訳

 1961年11月、クライドは人生で3度目の殺人を犯す。現場である恋人のヨランダの部屋を出た彼は友人の刑事に通報。彼から3時間以内に国を出るよう猶予を与えられる。

 しかし、車で通りかかったパノニカに拾われ彼女の邸宅につく。ジャズミュージシャンのパトロンの彼女の邸宅「キャットハウス」には、有名無名のミュージシャンがたむろしていた。

 女主人から「もしも3つの願いがかなうとしたらなにがいい?」と尋ねられたクライドの脳裏に、1936年アラバマ州の田舎町から結婚を約束した恋人を捨て、ハーレムにやって来たその日のことが思い出される。

 トランペット奏者になることを夢見てハーレムに来た青年の25年間を過去と現在を行き来しながら描くクライム小説。 (扶桑社 1320円)

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