「『世界名作劇場』の家と間取り」ちばかおり著

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「『世界名作劇場』の家と間取り」ちばかおり著

 かつて、日曜夜にフジテレビ系列で放送されていた「世界名作劇場」を楽しみにしていた人も多いのではなかろうか。欧米の児童文学を題材にしたあのアニメーションシリーズだ。1975年に始まり、1年をかけて1つの物語を描いた同番組は、96年までに地上波で23作品、後にBSで3作品が放映された。

 本書は、作品制作の準備のために描かれた貴重な設定画をもとに、作品の登場人物たちが暮らしていた家の間取りを再現したビジュアルブック。

 シリーズ第1作「フランダースの犬」の舞台は、1870年ごろのベルギーのフランダース地方。作品に登場する、主人公の少年・ネロが憧れるルーベンスの絵が飾られたアントワープの大聖堂は実際の建物そのまま。一方アントワープの市内の描写は、古い家並みが残る運河の町ブルージュをモデルにしているという。

 そして、ネロや友だちのアロアの家、彼女の父親が管理する風車などは、ボクライク野外博物館に移築された古い建物を参考にして描かれたそうだ。

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