「世界1万年の住宅の歴史」菊地尊也文、越井隆絵

公開日: 更新日:

「世界1万年の住宅の歴史」菊地尊也文、越井隆絵

 氷河期が終わった約1万年前、狩猟採集生活をしていた人類は、食料を求めて常に移動。ゆえに家は雨風がしのげる数日限りの仮住まいだった。

 先史時代のそうした住宅に今も暮らす人々がいる。アフリカ南部カラハリ砂漠に生きる先住民ブッシュマン(サン人)だ。

 現在も狩猟・採集・移住を繰り返しながら生きるブッシュマンの家は、男たちが狩猟などに出ている間に、女性たちが現地調達した木材と草で組み立てる草葺住宅だ。

 それ以降、人類はどのような家に住んできたのか。その歴史を、世界各地に残る遺跡や復元住宅、そして現役住宅の写真とその内部構造を解説したイラストで紹介するビジュアルブック。

 日本で縄文人たちが竪穴式住居(紀元前5500~4000年)に住んでいた時代よりも前の紀元前5800~5250年、地中海に浮かぶキプロス島のキロキティア村には「トロス」と呼ばれる円筒形の住居が立ち並んでいた。直径は3~8メートルで、大きなものは食料の貯蔵用などにロフトのような中2階も備え、建物をより頑丈にするために壁が二重になっているものもあるそうだ。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    三山凌輝「ダブル不倫報道」炸裂…またぞろ女性スキャンダルでチラつく「離婚」と水谷ファミリーの心中

  2. 2

    江口洋介&松嶋菜々子「救命病棟24時」好調の陰で…趣里の元カレ39歳俳優が掴んだ再起のチャンス

  3. 3

    声優・講談師の麻上洋子(一龍斎春水)さん 童謡詩人・金子みすゞの伝承イベントをライフワークに

  4. 4

    高市内閣「辞任レース」次にゴールを切る3候補 農相の後釜は早くも週刊誌がマーク

  5. 5

    自民推薦の「軽い神輿」が“ゼロ打ち”圧勝 横浜新市長の政策語らぬ素人っぷりに漂う不安

  1. 6

    寺脇康文→及川光博「相棒25」“途中交代”にフィナーレの予感… 歴代相棒集結を望むファンの期待と寂しさ

  2. 7

    夫・三山凌輝の《高額BBQ》が物議…“離婚説”くすぶる趣里が来年3月まで動かない根拠と胸中

  3. 8

    マイナンバー「1兆円利権」山分け 制度設計7社と天下り官僚

  4. 9

    日テレ河村亮アナと菅谷大介アナは50代で死去…「俺たちの箱根駅伝」放送開始で改めて追悼の声

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ