「世界1万年の住宅の歴史」菊地尊也文、越井隆絵

公開日: 更新日:

 中国の黄土高原は、樹木が育ちにくく家を造るのに豊富な木材がそろわない。そこで紀元前2000年ごろに発達したのが地面を掘って造る「窰洞(ヤオトン)」と呼ばれる住居。トルコ・カッパドキアのように崖や斜面に洞窟を造る横穴式と異なり、平地を四角く掘り下げる「下沈式」は世界的にも珍しいそうだ。

 以降、マテウス兄弟によって設計されたポルトガルの近未来的な老人ホームや、建築家・岡啓輔氏が20年前から取り組む東京・三田のセルフビルドの家「蟻鱒鳶ル」(表紙)など21世紀の建物まで。107点もの物件で人類の住宅史を一望する。

(エクスナレッジ 2090円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  2. 2

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  3. 3

    和久田麻由子アナがフリー転身 NHK出身者に立ちはだかる“民放の壁”と参考にすべき「母校の先輩」

  4. 4

    フジとTBSは「朝8時戦争」“初打席”で空振り三振…テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」独走いよいよ決定的

  5. 5

    王林が地元事務所復帰でいよいよ夢に一直線? 虎視眈々と狙う「青森県知事」への現実味

  1. 6

    「練馬ショック」に自民党は呆然自失…高市首相で東京の首長選2連敗の大打撃

  2. 7

    フジ「月9」ドラマ初主演の北村匠海 映画では“共演者連続逮捕”のジンクスに見舞われたが…

  3. 8

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    エプスタイン問題とイランは地続き…異例の「メラニア演説」で広がる波紋、トランプ大統領の性虐待疑惑が再燃