「世界1万年の住宅の歴史」菊地尊也文、越井隆絵
中国の黄土高原は、樹木が育ちにくく家を造るのに豊富な木材がそろわない。そこで紀元前2000年ごろに発達したのが地面を掘って造る「窰洞(ヤオトン)」と呼ばれる住居。トルコ・カッパドキアのように崖や斜面に洞窟を造る横穴式と異なり、平地を四角く掘り下げる「下沈式」は世界的にも珍しいそうだ。
以降、マテウス兄弟によって設計されたポルトガルの近未来的な老人ホームや、建築家・岡啓輔氏が20年前から取り組む東京・三田のセルフビルドの家「蟻鱒鳶ル」(表紙)など21世紀の建物まで。107点もの物件で人類の住宅史を一望する。
(エクスナレッジ 2090円)



















