元気が出る!文庫お仕事本特集

公開日: 更新日:

「このクリニックはつぶれます!2」午鳥志季著

「このクリニックはつぶれます!2」午鳥志季著

 医師の慎が実家の内科クリニックを継いだとき、業績は大赤字だった。しかし、医療コンサルタントの一香の指導と慎の奮闘でいまや新宿でも一、二を争う売り上げを誇る。勢いにのり、本院とは別に、高田馬場に開設した分院の経営も順調だ。しかし、一香は新たに雇った分院長の時田をまだ信頼していないようだ。

 そんな中、新型コロナウイルスの変異株による新たな流行が発生し、発熱患者が押し寄せる。一香から場合によってはコスパが悪い発熱患者の診察は断る必要があると指摘されるが、慎は医者としてそれだけは避けたい。しかし、慎を目の敵にする区医師会長の坂崎が、自らの医院や配下の医院の発熱患者の受け入れを中止したため、慎のクリニックに発熱患者が押し寄せ機能不全寸前に陥る。さらに分院の時田の誤診が発覚する中、頼みの綱の一香まで倒れ、集中治療室に搬送されてしまう。

 現役医師が現場の現実を交えて描く医療エンタメ第2弾。 (新潮社 649円)


【連載】ザッツエンターテインメント

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  3. 3

    ドジャース大谷翔平「サイ・ヤング賞&首位打者」同時授賞に現実味 4年連続5度目のMVPは既定路線

  4. 4

    「Aぇ!group」草間リチャード敬太は事件から“ほぼ復活” 大阪学院大で学んだ苦労人の前途

  5. 5

    「シニアにやさしい街」日本一の東京都板橋区は何がスゴイ?

  1. 6

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  2. 7

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  3. 8

    山口組、稲川会、住吉会…最高幹部3者の極秘会食で何が話し合われたのか

  4. 9

    JR東海が政府に安定供給要請も「潤滑油」は代替調達が困難…このままでは日本の鉄道網も危ない!

  5. 10

    阪神藤川監督「オラつき」連発に対戦相手やファンから苦情の嵐《格好いいと思っているのかな》