「非水のみかた」杉浦非水著
非水は自ら手掛けたデザインの展覧会を開く一方、日本初の図案集を出版するなど、常に先駆者として活動。
模写を基本とする日本画の修業時代から非水は、事物の写生を重視し、その姿勢は生涯変わることがなかった。花をモチーフにした図案集「非水百花譜」はその真骨頂。それもアールヌーボーの影響も得て、単に花を描くのではなく、画面全体が「緊密に構成されている」。
日本のグラフィックアートの礎を築いた人物の足跡をたどる貴重な一冊。 (作品社 2970円)


















