「高市早苗」大下英治著/宝島SUGOI文庫(選者:佐高信)
「あれは明らかに侵略戦争ですよ。あんなのを自存自衛というのは、あんた無知だよ。そんなのが国会議員をやっているのはおかしい。こういう幼稚な人が、下品な言葉で靖国、靖国って言うから。日本中の下品な人間、憎らしい顔の人が集まっているんだ」
田原の言葉の激しさはともかく、侵略戦争であるという規定は統一教会と同じである。それを高市と高市を支持する人たちは自虐史観と称して非難するが、ならば、まず統一教会を攻撃しなければ矛盾するだろう。
ところが、統一教会の“真の母”とかいう韓鶴子への報告書に高市は32回も登場するほど深い関係を持っている。
ご都合主義で危険極まりない高市の化けの皮がいつ剥がれるか? 「物価の番人」である日本銀行を「株価の番人」にしてしまった安倍晋三の後を継いで日銀をコントロールしているから高市政権で物価は下がらない。また、積極財政とか言って円安を放置しているので円の価値は危機的状況である。
しかし、イギリスの首相のトラスは同じような状態を引き起こして辞めざるを得なくなったのに、日本では高市ショックで辞任ということにならない。トラス・ショックのイギリスはまだ健全だった。日本は高市に対する危険の感覚が鈍麻している。その高市に対する批判が足りない分だけ、星半分を引く。 ★★半

















