売れっ子ナレーター増田明美さん 本職も絶賛する声の魅力

公開日: 更新日:

 テレビ東京系の「世界!ニッポン行きたい人応援団」(毎週木曜、夜7時53分~)を見ていて驚いた。日本の伝統芸能などを学ぶため、来日した外国人を優しく紹介するナレーションの声。

「ン、どっかで聞いたことあるゾ」と思っていたら、ロス五輪のマラソン代表だった増田明美(52)がナレーターを務めていた。マラソン実況での分かりやすい解説は周知の事実だが、マラソンやスポーツとはまったく関係のない分野でも声の仕事をしていたとは!

 いや、調べてみると増田のナレーションはこの番組ばかりじゃない。5月22日にNHK―BSで放送された「激戦!おもてなしのアスリート」でも語りを担当していたし、昨年末、BS日テレで放送された時代劇「佐武と市捕物控」でもナレーションを担当した。この起用はドラマに出演する遠藤憲一がプロデューサーにかけ合ったことから実現したともいわれている。

「CMの世界ではもっと前から注目されていました。イチローが登場した日産のCM(95年)や掛布やセルジオ越後が出ていたツムラ(06年)、さらには松田聖子松たか子が登場した富士フイルムのCM(14年)でもナレーションを担当しているのです」(広告関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋